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Interview
フィジカルアセスメント初級研修:講師

患者さんへの実践を通して
学びを継続できる事が大切。
受講したスタッフの成長を
実感できることが何より嬉しい。

プロフィール
2002年に入職して、配属になったGICUで10年間勤務し、集中ケア認定看護師の認定を受けました。また、同じ時期に新人教育担当者の役割を担い、病棟における新人教育全般に関わるようになりました。その後、2年間外科一般病棟への異動を経験し、現在は再びGICUで集中ケアを実践しています。2015年からは、主任として病棟管理や看護学生の実習指導にも携わっています。そして現在、さらに実践能力を高めたいと考え、特定行為研修を受講しています。

研修の内容について簡単に教えてください

新人看護職員を対象としたフィジカルアセスメント研修の講師を担当しています。この研修が始まったのは2005年からで、歴代の集中ケア認定看護師が講師を担当してきました。研修が開催されるようになって15年が経過していますので、当院の看護師のほとんどがこの研修を受講していることになります。当初は、全身のフィジカルアセスメントを1日で行っていました。その後、試行錯誤を繰り返し、座学中心から実技演習中心に、また、バイタルサイン?呼吸?循環?意識?腹部の臓器別の領域に分けて、それぞれの項目を半日ずつ、約半年かけて全身を捉えられるよう、学習してもらう形に変えてきました。現在在籍する5名の集中ケア認定看護師が、項目ごとに講師を担っています。

研修講師として大切にしていること、心がけていることを教えてください

最も大切にしていることは、受講後にも学習を継続できるような研修にすることです。臓器別の研修では、配属病棟によって、得意、不得意がありますし、研修を受講して知識として理解するだけではなく、臨床における実際の経験が重要です。研修を受講して終わりではなく、患者さんへの実践を通して学びを継続できることが大切だと思っています。そのために、たとえ研修生によって得意、不得意があっても、それぞれの臓器の関連性を意識しながら、全身を診る事でみえてくる患者の変化に気づけるようになることを意識しています。また、実際に経験するであろう、よくある事例を用いてイメージを膨らませられるようにするなど、教科書では学ぶことのできない実践的な内容になるようにも心がけています。

研修講師を引き受けて良かったことを教えてください

受講したスタッフの成長を実感できることが何より嬉しいです。フィジカルアセスメント研修は、新人看護職員を対象とした研修で終わりではなく、それに続く研修として、2年目から3年目に受講できるコースと、さらに5年目前後で受講できるコースが用意されています。これらのコースはいずれも、シミュレーターを活用したより実践的なスキルを学習できる内容になっています。新人看護職員研修で基本的なフィジカルアセスメントの技術を習得したスタッフが、実践を通して学びを深め、これらのコースにやってくるわけです。シミュレーターを使った研修を通して技術面の成熟が感じ取れますし、シミュレーション後のディスカッションを通して知識面での成長も実感することができます。また、研修生から研修で学んだことを臨床で実践できたというエピソードを聞くと、研修講師を引き受けて良かったと思います。

2020/11/18

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