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Interview
リーダーシップ上級編研修:受講者

患者さんへの実践を通して
学びを継続できる事が大切。
受講したスタッフの成長を
実感できることが何より嬉しい。

受講した研修の内容について簡単に教えてください

2019年に私が受講した「リーダーシップ上級編研修」は、クリニカルラダーレベルⅣの認定を目指している者、もしくはレベルⅣの認定を受けている者が受講できる研修です。新人研修から、初級、中級と看護職のクリニカルラダーレベルの段階によって受講できるリーダーシップ研修の中で、最終段階として行われている研修となります。研修において、私はクロスSWOT分析を活用した病棟の現状分析を行いました。そして、分析の結果から病棟の問題を抽出し、変革に取り組みました。

研修を通して実施した取り組みについて教えてください

EICU入室患者は全て緊急入院の重症患者であり、刻一刻と病状は変化します。そのため、治療や看護の方針が多職種間で速やかに共有されることが、医療?看護の質の向上につながると考えました。これを私が考える病棟の「あるべき姿」として病棟内で共有した結果、多くのスタッフから推進の協力を得ることができました。具体的な取り組みの一つとして、医師のみで行われていた患者回診に看護師も参加し、病態や治療介入について毎日共有するようにしました。さらに、多職種カンファレンスを活用し、速やかな情報共有と活発な意見交換をすることで、「あるべき姿」に近づけるように取り組みました。

研修を通して学んだこと?考えたことを教えてください

病棟の「変革」を行う上で鍵となるのが、個人レベルで推進活動を行うのではなく、組織レベルでメンバーを巻き込むことです。その結果、個々の行動に変化がもたらされ、この積み重ねを継続することが推進に繋がるということを学びました。さらに、その過程で推進力と抑止力のコントロールを行うことも重要でした。変革を成功に導くためには、変革することへの抵抗が生じることを常に予測して対応することも大切だと感じました。「あるべき姿」について多くの仲間と話し合い、同時に多くの意見を柔軟に取り入れる姿勢が重要であったと考えます。

今後の展望についてお聞かせください

クリティカルケア領域の患者?家族は刻一刻と病状が変化します。このような状況下だからこそ、高い技術や知識を持ち、根拠をもって看護実践が行える看護師になりたいと考えています。さらに、救命が第一となる状況であっても、常に患者?家族の抱える思いを汲み取り、本当に望む医療、看護が提供できるように、多職種と連携し、役割発揮を行っていきたいと考えています。

2020/12/07

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