学術交流

海外研修プログラム

海外研修プログラムは6年次に希望者を対象におよそ2週間で行われます。アメリカの医療制度や薬物講義のほか、現地の大学病院や薬局など海外の医療現場を体験できるプログラムです。

臨床薬学分野での
学術交流

博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@薬学部はケンタッキー大学薬学部（College of Pharmacy, University of Kentucky ）と1989年に国際学術交流協定を締結。91年には大学院臨床薬学履修コースの在籍者を対象に、ケンタッキー大学での短期研修（選抜者のみ）がスタートしました。現在は学部生の短期研修が行われています。98年からは同大学の教員が来日し、博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@白金キャンパスで実際の症例を用いながら、英語による集中講義を行っています。これは学内外にも公開され、アメリカの臨床薬学教育を直接受講できる貴重な機会。短期研修はケンタッキー大学メディカルセンター内の施設見学、薬剤師業務の見学、病棟での症例検討実習など、密度の濃い教育プログラムです。また、2015年よりケンタッキー大学学生の日本研修も開始され、双方向での交流が行われています。

ケンタッキー大学夏期臨床薬学研修: ケンタッキー大学夏期臨床薬学研修の目標

ケンタッキー大学病院、地域薬局などにおいて薬剤師業務を見学し、ファーマシューティカルケアの実際を学ぶ

ケンタッキー大学薬学部生や病院薬剤師レジデントに同行して、薬物治療管理に関わる実践的教育?研修の一部を体験する

教員、薬学生、病院薬剤師レジデントらと相互文化交流を行う

Compounding（製剤）研修；薬学部実習室

Physical Assesment （血圧測定）研修；薬学部スキルスラボワクチン接種の実習

地域薬局での製剤（カプセル充填）見学

臨床研修における症例紹介；
病棟カンファレンスルーム

薬学部レジデントとの交流

ケンタッキー大学キャンパスでの記念写真
ケンタッキー大学教員による臨床薬学集中講義: 臨床薬学集中講義の目標

英語講義を受講して、医学英語、医療英語、薬剤業務関連英語を学ぶ

米国の医療制度、処方箋の調剤形態、各種医療専門職種の機能を学ぶ

ケンタッキー大学薬学部生の必修科目；HIPPA（The federal Health Insurance Portability and Accountability Act）トレーニングを受ける

薬学部レジデントとの交流

ケンタッキー大学薬学部臨床教員の講義ケンタッキー大学病院の専門領域薬剤師の業務について、知識を得た。

講義、懇親会を通して、米国における薬剤師に関する新しい知見を学び、友好を深めることができた。

コロナ禍でのオンライン研修

2020年からの3年間は博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@感染拡大により、海外研修を実施できなかったため、博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@の研修を行いました。

オンライン研修

ケンタッキー大学学生の日本研修

2015年よりケンタッキー大学学生の日本研修が隔年で実施されています。

ケンタッキー大学学生の博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@病院見学研修

学生同士の交流

海外研修制度

アメリカの大学病院や薬局での薬剤師業務を知る

1989年から続く米国ケンタッキー大学との国際学術交流など、博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@薬学部では、早くから海外の大学との学術交流を積極的に進めてきました。加えて2011年からは米国アイオワ大学薬学部とも学術交流をスタート。現在、両大学での海外研修プログラムは６年次の希望者を対象に、約２週間の予定で行われています。
研修準備期間には受け入れ先の大学教員が来日し、英語でアメリカの医療制度や薬物治療学について講義。研修中は大学病院や地域薬局の薬剤師業務を見学し、薬物治療管理にかかわる教育の一部も体験するなど、アメリカの医療現場を知る充実した内容となっています。

ケンタッキー大学教員による事前講義の様子

ケンタッキー大学薬学部での予防接種の実習（アメリカでは薬剤師による予防接種が一部認められています）

Real Voice

臨床に強い北里で薬剤師の
活躍分野の広がりを実感。

肥沼亜美さん
薬学科２年（取材時）
東京都?私立東洋英和女学院高等部出身

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薬学科臨床に強い北里で薬剤師の
活躍分野の広がりを実感。
附属病院が身近にあり、他の医療系学部と協力するチーム医療教育にも力を入れるなど、臨床に強い点が北里の魅力でした。1年のときから医療現場を知る実習があり、病院では無菌室でがん治療薬まで作り、調剤薬局では在宅の患者さん向けに訪問診療も行うなど、薬剤師が活躍する場の広がりを実感。専門教育前に将来を具体的に意識できたのもよかったですね。
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