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動物代謝機能学研究室

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研究課題

摂食の調節機構 消化管における栄養素の吸収機構 アミノ酸による代謝調節

トピックス

一般に、レプチンといえば、脂肪細胞から分泌され、脳に作用することによって食欲を抑制したりエネルギー消費を亢進したりすることが知られている。しかし、レプチンが胃から分泌されることを知っている人はどのくらいいるだろうか。動物代謝機能学研究室では、消化管内のレプチンが鳥類の栄養素吸収に及ぼす影響について世界に先駆けた研究を行なっている。近年、ニワトリの腸管上皮に発現する受容体を介してレプチンがグルコース吸収を抑制することを明らかにすることができた。消化管における栄養素の吸収メカニズムには、まだまだ解明されていない謎が残されているようである。

研究業績

柴田実可子、高橋辰行、小酒井貴晴、黒瀬 陽平 育成初期の卵用鶏における成長に伴う腸管アミノ酸吸収変化の検討 東北畜産学会報 第70巻、第1号、1-7.

Shibata M, Takahashi T, Endo K, Kozakai T, Azuma Y, Kurose Y. Age-related Regulation of Active Amino Acid Transport in the Ileum of Broiler Chickens. The Journal of Poultry Science 2020 57(2):131-137.

Shibata M, Takahashi T, Kozakai T, Kakudo M, Kasuga S, Azuma Y, Kurose Y. Active transport of glucose across the jejunal epithelium decreases with age in broiler chickens. Poult Sci. 2019 98(6): 2570-2576.

所在?連絡先

V1号館5階

備考