以下の通り、第486回獣医学科セミナー＜特別講演＞を開催します。多数ご参集くださいますようお願い申し上げます。
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第486回獣医学科セミナー＜特別講演＞
【開催日】 5月18日（木）
【会 場】 A棟3階 A31講義室
【時 間】 17:00～
【演 者】 今内 覚 先生（北海道大学大学院獣医学研究院?病原制御学分野?感染症学教室、北海道大学大学院獣医学研究院?先端創薬分野、北海道大学ワクチン研究開発拠点）
【タイトル】動物難治性疾病に対する新規予防?治療法の開発
【要 旨】
有効なワクチンや治療法がない動物の難治性疾患は、まだ多数存在します。難治性疾患のほとんどが慢性感染症や腫瘍疾患で、新規制御法の開発が待たれています。北海道大学では他大学、地方自治体、種々な研究機関と様々な共同研究を行っております。特に民間等外部機関(一般企業、農業協同組合、農業共済組合など)とは産学連携コンソーシアムを構成し、社会実装を目指した実践的な応用研究を実施中です。本セミナーでは、これまでの研究成果の一部を紹介させて頂きたいと思います。
＜参考資料＞
1. ? ? プロバイオティクスで子牛を下痢から守る～発酵哺乳飼料による子牛の腸炎防御効果を証明～ (https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/210118_pr.pdf)
2. ? ? 母牛はわが身を削って子牛を出産する～牛伝染性リンパ腫と分娩との関係，周産期に疾病が多発するメカニズムの証明～ (https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/220310_pr.pdf)
3. ? ? 牛難治性疾病の制御に応用できる免疫チェックポイント阻害薬 (抗 PD-L1 抗体)の開発にはじめて成功(https://labinf.vetmed.hokudai.ac.jp/content/files/Research/2017.4.27_pr.pdf).
4. ? ? 牛難治性疾病の制御に応用できる免疫チェックポイント阻害薬 (抗 PD-1 抗体)を抗 PD-L1 抗体薬に続き開発 (https://lab-inf.vetmed.hokudai.ac.jp/content/files/Research/2017.6.7_pr.pdf).
5. ? ? ヨーネ病の病態発生メカニズムを解明 ～家畜法定伝染病ヨーネ病に対する制御法への応用に期待～ (https://www.hokudai.ac.jp/news/180402_pr.pdf).
6. ? ? ウシの疾病に有効となる抗ウイルス効果の確認に成功～牛白血病などの新規制御法への応用に期待～(https://www.hokudai.ac.jp/news/190807_pr2.pdf).
7. ? ? プロスタグランジンE2を介した免疫チェックポイント阻害薬の新たな耐性獲得機構の解明～新たな免疫療法への応用に期待(https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/201222_pr.pdf).
8. ? ? PD-L1の阻害により既存のワクチン効果を増強 ～子牛のワクチンプログラムへの応用に期待～ (https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/230316_pr2.pdf)
9. ? ? 牛のリンパ腫発症を予測するがん検診技術を開発 ～発症予測法の実用化による畜産被害の軽減に期待～ (https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/221021_pr6.pdf)
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