以下の通り、第470回獣医学科セミナー＜Faculty seminar＞を開催します。教職員および学生のご参加をお待ち申し上げます。
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第470回獣医学科セミナー＜Faculty seminar＞
【開催日】 5月11日（水）
【会 場】 A棟3階 A31講義室
【時 間】 17:00～
【演 者】 安藤 亮 先生 （獣医病理学研究室）
【タイトル】化学物質による新生子中枢神経系の病理学的変化
【要 旨】
獣医病理学研究室では、おおまかに各種動物の生検や剖検材料を用いた自然発生病変に関する病理学的研究と各教員のテーマに沿った病理学的研究が実施されている。
新生子を含む幼若動物の組織は発達過程にあり、成熟動物と比較して化学物質などの外来刺激に対し高い感受性を示す可能性がある。中枢神経系では、ラット新生子の小脳には外顆粒層が存在し、外来性刺激に対するターゲットとなりうる。また、性的分化の過程にある新生子では、ある種のホルモンが脳の性分化に関連する神経核に影響し、将来の性行動に影響を与える可能性がある。
本セミナーでは、演者の研究テーマの一つである化学物質投与による新生子中枢神経系の病理学的変化について過去の実験結果を踏まえて紹介する。
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