能登香講師（自然科学教育センター化学単位）、吉村玲子講師（自然科学教育センター物理学単位）が今年度の一般教育部優秀教育賞を受賞され、９月26日に授賞式が執り行われました。一般教育部優秀教育賞は、学生による授業評価などにおいて優れた結果をあげた教員を表彰するものです。

このたび、優秀教育賞を受賞できましたことを、大変光栄に思うと同時に、身の引き締まる思いです。身の回りの自然現象を、化学の観点から論じることができる知識を身につけることを目標に講義を行っています。学生達から寄せられる様々な質問や意見に向き合い、時にその新鮮な視点に驚きながら講義内容を充実させてきました。今後も学生の学習意欲を高めることができるような講義を行っていきたいと思います。

本学切っての最不人気科目（推定）である物理学において、学生評価による優秀教育賞を受賞できましたことを大変光栄に思います。私が担当している講義では、高校で物理を履修しておらず、大学で学ぶ物理学に大きな不安を抱きながら学習をスタートさせる学生がとても多いです。そんな学生の皆さんが真摯に講義と向き合い、学習に励んでくれたお陰です。引き続き、物理学のネガティブなイメージを払拭できるよう頑張ります。

なお、2023年３月８日（水）開催の2022年度一般教育部ＦＤ研修会では、「優秀教育賞受賞者が語る！学生のための授業の取り組みについて―対面授業とオンライン授業―」と題して、能登先生、吉村先生にご講演いただく予定です。