本年度の科研費獲得応援フォーラムは猪瀬研究委員長司会のもと、３名の登壇者を迎えて以下の題目で講演が行われました。

• 「実現可能性をアピールする科研費申請書作成」
  化学単位 能登 香 講師
• 「教育社会学分野における基盤研究（C） 申請の事例」
  人文社会科学単位 前田 崇 准教授
• 「科研費に挑む人のためのしおり2022～採択に近づくために知っておいてほしいこと～」
  研究支援センターURA室 真下 雄太 主任

能登先生は、大学院卒業後すぐに研究者になった訳ではなく、一度企業に入りその後研究者となったため、その経歴での科研費申請の難しさについて説明されてくださいました。特に研究計画の堅実さの重要性について語って頂き、研究内容だけでなくエフォートや研究計画にも気を配るという内容を話してくださいました。

前田先生は、初めの研究概要の重要性について特にお話しくださいました。前田先生は科研費だけでなく、様々な予算も獲得されていて、どの書類も様々な人に見てもらいいろんな角度からの意見を取り入れることが大切だとお話しされていました。

真下主任は特に「低い点数を取らない」計画書の作成についてお話しくださいました。

過去の採点員の採点例などを示しながらお話しくださいました。

また、３名共に共通して主張していたのは、「審査員は多忙のため、何より見やすさが重要」ということでした。