12月24日（木）、2021年度一般教育部教員ＦＤ研修会「学生相談室から見た近年の学生の様子とその対応」が開催されました。

一般教育部では、新型コロナウィルスの感染拡大以降、オンライン授業の導入などの対策を行ってきましたが、学生指導活動に関しては各教員の自主的な活動が中心で、一般教育部としての組織的かつ体系的な取り組みはこれまでのところあまり進んでいません。そのような現状をふまえ、今回のFD研修会では、新型コロナウィルス感染拡大以降、学生にどのような変化がみられたのか、また学生と教職員はどのような関係を構築すべきなのかについて、本学健康管理センター学生相談室の山田裕子准教授、石塚昌保講師、大町知久講師にご講演いただきました。まず、山田先生から学生生活の全般的状況と学生支援上の課題についてご説明いただき、つづいて石塚先生から発達障害（傾向）のある学生に対して学生相談室が実施している支援の内容についてご紹介いただきました。大町先生は、カウンセラーと教職員が連携して学生を支援する際にカウンセラーがどのように考えて行動しているのか、具体例を交えて解説されました。講演後、学生生活上の問題点や今後の学習?学生指導のあり方をめぐって、活発な意見交換が行われました。