本年度の科研費獲得応援フォーラムは和田研究委員長司会のもと、三名の登壇者を迎えて以下の題目で講演が行われました。

1. 「第二言語習得論分野での若手研究申請」英語単位野口敬未講師
2. 「研究発表と申請書」自然科学単位和田浩則教授
3. 「科研費に挑む人のためのしおり～採択に近づくために知っておいてほしいこと～」研究支援センターURA室秋山耕陽係長

野口先生は、採択者のアドバイスは様々で戸惑うことがあるものの、やはり申請書を審査する「読む側の視点」を意識することが大切であるということを丁寧に語ってくださいました。和田先生は、科研費審査の各項目について「不十分だと思わせないこと」が重要であるとした上で、どの程度まで書くのが良いか具体的な対策をお話ししてくださいました。URA Reviewをご担当されている秋山係長は、「URA Reviewを通して見えてきた不採択調書の共通点」についての分析と対策を詳細に説明してくださいました。