大村智特別栄誉教授と砂塚敏明所長が日本農薬学会業績賞(技術)の受賞決定

2024年03月11日

大村智特別栄誉教授と砂塚敏明所長が日本農薬学会業績賞(技術)の受賞が決定

大村智特別栄誉教授と砂塚敏明所長は、三井化学クロップ&ライフソリューション株式会社、Meiji Seikaファルマ株式会社と共に、殺虫剤「アフィドピロペン」の開発に対して、日本農薬学会の学会賞の一つである「業績賞(技術)」の受賞が決定されました。
受賞対象となった殺虫剤「アフィドピロペン」は、糸状菌の醗酵産物である天然化合物ピリピロペンAをリード化合物として博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@大村智記念研究所との共同研究を通じて創出された新規殺虫剤です。 本剤は、野菜、果樹、茶および花卉に寄生するアブラムシに対して高い殺虫活性を示します。
授賞式は、日本農薬学会第49回大会に先立ち、3月14日(木)の総会に引き続き執り行われます。

日本農薬学会第49回大会の御案内

 日本農薬学会第49回大会を、2024(博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@6)年3月14日(木)から3月16日(土)までの3日間にわたって奈良市(なら100年会館?近畿大学奈良キャンパス)にて開催いたします。実施形態は、完全対面での開催を予定しております。本会会員ならびに関係学会会員、農薬科学にご関心をお持ちの皆様には、奮ってご参加を検討頂けますようお願い申し上げます。

日本農薬学会とは

 昭和50年(1975年)に設立された作物保護や農薬をめぐる諸問題を考え研究する人々の団体です。この分野の各種情報の中継基地も目指しています。本学会は正会員及び学生会員などによって構成されており、平成24年(2012年)末時点の会員数は約1,500人です。
 作物保護や農薬をめぐる諸問題を考える学問?技術の発展、即ち農薬科学の発展を通して人類の福祉に貢献し、さらに人口爆発、地球環境などの人類の諸問題の解決に寄与することを活動目的にしています。