目的?ポリシー

人材養成目的

  感染制御科学府は、感染症と関連重要疾病の制御及び創薬に関する教育と研究を行うため、学際的な体制と高度技術を備え、特に予防と治療法に焦点をあてた学術研究と人材育成を目的とします。
そのための教育研究上の目的は、

  1. 病原微生物の感染機構及び感染症の病因?病態の解明
  2. ゲノム解析に基づく感染症の診断?予防?治療の標的分子の解明
  3. 先端工学を応用した診断?予防?治療方法の確立
  4. 微生物?植物等の天然物由来生物活性物質の探索
  5. 有機化学合成等を利用した構造活性相関の解明と予防?治療薬の創製
  6. 感染制御に関わる調査研究

とします。

教育基本方針(カリキュラム?ポリシー)

教育課程編成は、生命科学分野における感染症と関連重要疾病の制御及び創薬に関する学術研究を行うため、学際的で高度技術を備え、予防と治療法に焦点をあてた問題解決能力を持った専門家の育成を目的とします。そのため、学府を「教育部」、大村智記念研究所を「研究部」とした独立大学院として、「ネットワーク型教育」の展開を基軸に、

  1. 主専攻分野の主科目、輪講、特別研究のほか、他分野の主科目や関連科目など様々な専門分野の知見を学び、
  2. 大村智記念研究所のプロジェクト研究に参加し、研究の最前線を経験することで実践的研究能力を養い、
  3.  国内外の学会、シンポジウム等での発表や参加を通じ、実践的学習体験を積み重ねるカリキュラム

を編成しています。

?修士課程?

  1. 専門分野の知識を習得し、生命科学にかかわる分野の研究能力と高度な専門性を必要とする職業を担うための能力を身につけることを目的とします。
  2. 指導教員の指導の下、輪講、特別研究を通じ修士論文を完成し、生命科学にかかわる分野の自己の研究成果、意義について客観的に把握する能力を身につけることを目的とします。

?博士後期課程?

  1. 専門的研究者として自立できる能力と、指導的な高度専門職業人としての能力を身につけることを目的とします。
  2. 指導教員の指導の下、博士論文の完成に向け、綿密な研究計画書、研究報告書を提出し研究を計画的に進め、生命科学にかかわる分野のエキスパートとしての能力を身につけることを目的とします。

学位授与方針 (デュプロマ?ポリシー)

感染制御科学府は、感染症と関連重要疾病の制御及び創薬に関する教育研究、特に予防と治療法に焦点をあてた学術研究を推進し、生命科学分野における社会の要請に資する専門家の育成を組織的に行っています。そのため

  1. 学術研究に励み、独創的で実践的な研究に成果を挙げ、
  2. 社会の変化にも対応できる高度専門知識と卓越した技能?技術及び応用力を身につけ、
  3. 他の専門領域の研究者とも研究交流できる豊かな人間性を有した者、

に、学位を授与する方針とします。

?修士課程?
豊かな人間性を有し、感染症と関連重要疾病の制御及び創薬に関する学術研究を理解すると共に、幅広い専門知識と技能及び応用力を身につけていることを重視します。そのための学位授与方針は、国際的視野で物事を考え、社会の要請に対応できる能力を持つこととします。

?博士後期課程?
豊かな人間性を有し、感染症と関連重要疾病の制御及び創薬に関する学術研究を推進すると共に、幅広い高度専門知識と卓越した技能及び応用力を身につけていることを重視します。そのための学位授与方針は、独創的な研究展開を行うと共に、他の領域の研究者とも交流し、国際的視野で物事を考え、国際社会の要請に対応できる能力を持つこととします。

入学希望の方へ

 【 博士前期(修士)課程 】

 【 博士後期(博士)課程 】