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医学を通じた国際交流の場を通して、グローバルな思考を持った医師を育てます。

将来医療分野での活躍を目指す学生にとって、世界という枠の中で日本の医療を捉え、グローバルな視点を持つことはとても大切なことです。また、医学教育に関して言えば、海外の大学医学部はそれぞれ個性豊かなカリキュラムを実施しています。海外の医学教育に触れる機会として、5-6年次に海外実習の参加要件を満たした学生は、クリニカルクラークシップのひとつとして、最長15週間の海外実習を選択することができます。留学先はドイツ、アメリカ、イタリア等世界各国にわたり、これまで17年間で96名の留学生派遣の実績を残してきました。

教育および研究の目的で教職員?学生を相互に派遣しあう学術交流協定を2005年にマーブルク大学(ドイツ)、2011年ダヌンツィオ大学(イタリア)、2014年テュービンゲン大学(ドイツ)と締結し、2019年にはハワイ大学等と協定の更新をしました。また、協定校以外でもマサチューセッツ大学(アメリカ)とカルガリー大学(カナダ)へ学生派遣(実習)を行った実績があります。
6年次だけでなく、低学年から参加できるハワイ医学教育プログラムもあります。

※海外実習報告等の詳細は、Web医学部パンフレットに掲載しています。

※2022-2023年度海外選択実習報告書

【2023-2024年度海外選択実習について】
主旨
本学の基本理念「国際貢献の推進と地域医療への教育」に基づいて、国際性に富んだ医療人および研究者になるための契機として、本学部学生に5-6年次に開講する「選択実習」において、最長15週間の海外選択実習参加の機会を設けています。
 参加学生は、実習先の大学の先生との実習に係る交渉から、申請手続きを自身で行い、報告会での発表や報告書の作成まで行ってもらいます。このような海外選択実習を経験することによって、医学知識や実用英語の習得のみならず、異文化や国際的な一般常識の理解を深めることができ、さらに自主性を育むことができます。

学修の進め方?評価
  実習内容は留学先の大学のプログラムに沿って行われます。
 各留学先の実習内容(概要)は下の表のとおりですが、関連する診療科であれば、希望する実習科を見学できる場合もあります。
大学名国名受入期間
(実習参加期間)
実習内容
マーブルク大学ドイツ選択実習期間中
(6~9週間)
病棟実習?検査見学等
(循環器内科+希望科)
ダヌンツィオ大学イタリア選択実習期間中
(4週間)
病棟実習(見学)
(一般外科?心臓外科?放射線科学?内視鏡等)
マギル大学カナダ選択実習期間中
(4週間から8週間)
放射線腫瘍科(腫瘍科)
がん患者に対するチーム医療
ハワイ大学アメリカ選択実習第3?4期間(4週間)基礎実習1週、病棟実習2週、診療所実習1週
カリフォルニア大学アーバイン校アメリカ選択実習期間中
(6週間)
病棟実習(見学)
(脳神経内科、脳神経外科、神経放射線科等)
 
 また、海外選択実習は「可」以上の評価が付けば単位の取得が可能です。成績は留学先の担当者より提出される評価表「Kitasato University School of Medicine - Clinical Elective Evaluation Form」を基に評価されます。

国際学術交流協定校

マーブルク大学医学部(ドイツ)
2005年締結

ドイツ/マーブルク大学医学部

ハワイ大学医学部(アメリカ)
2019年締結

アメリカ/ハワイ大学

ダヌンツィオ大学医学部(イタリア)
2018年更新

イタリア/ダヌンツィオ大学

テュービンゲン大学(ドイツ)
2014年締結

ドイツ/テュービンゲン大学