悪質な詐欺サイト「Windowsセキュリティの重要な警告」に注意して下さい

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インターネットなどで調べ物をしている最中などに、突然以下のような画面が表示されて警告音が鳴り止まなくなる現象が発生しています。

この画面は改竄されたWebページに仕込まれた「」の警告画面です。
お使いのパソコンの問題を検出したものではありません。

このような画面が表示されても、絶対に電話をかけないで下さい。

警告画面が表示された場合は、以下の操作により慌てずに警告音を消し、画面を閉じて下さい。


画面が表示された際の対処法

警告音の消し方

スピーカー電源を切る。またはスピーカーのボリュームをオフにする。

※この警告音は擬似的に作成されたもので、パソコンの異常により鳴っているものではありません。鳴り続けるのは慌てさせるためです。

セキュリティ警告画面の閉じ方

  1. 「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キーを押し、タスクマネージャーを起動します。
  2. 「プロセス」タブを選択します。
  3. (IEブラウザの場合)「iexplore.exe」を右クリックして「プロセスの終了」を押します。
    (Chromeブラウザの場合)「chrome.exe」を右クリックして「プロセスの終了」を押します。
    (Firefoxブラウザの場合)「firefox.exe」を右クリックして「プロセスの終了」を押します。

上記の操作を行っても画面が閉じられない場合は、電源ボタンを長押しにし、強制的に電源を落としてください。


電話をかけると

電話番号は日本の番号ですが、転送されて海外につながるようです。(片言の日本語を話すスタッフが出ます。)
パソコンを遠隔操作されるソフトをインストールするよう要求され、それを利用して問題を解決したように見せかけて、代金を請求されます。
またそのソフトを利用して、継続的にPCから個人情報等を盗み取ることを意図していると思われます。


電話をかけてソフトをインストールしてしまった場合

情報基盤センター、または最寄りの情報担当者にご連絡下さい。
また必ずソフトをインストールしたのとは違うパソコンを利用して以下の作業を行って下さい。

  1. ネットショップ、オンラインバンキングなどのパスワードをすぐに変更して下さい。
  2. その他のID,パスワードを利用するサイトを利用している場合は、すぐにパスワードを変更して下さい。

代金を支払ってしまった場合

上記のIPAのページより、「情報セキュリティ安心相談窓口」にご相談下さい。 (学生は学部等事務室、教学センターにご相談下さい。)

この件に関して、IPA(情報処理推進機構)に注意喚起のページが掲載されています。




このような偽の警告画面は、他にもたくさんあります。
特徴や対処方法はどれも同じです。

偽警告の特徴
○実在する有名企業の名前を記載している。
○それらしい文面で本物の警告画面をよそおう。
○仰々しい画面や警告音、または画面を閉じさせないなど、通常のPCとは異なる動作をさせることで不安を煽る。

注意するポイント
○有名企業の名前が出ていても、本当にその組織が関係しているとは限りません。
  1. URLやメールアドレスは、それらしく偽装することができます。
  2. 似た名前のドメインも、本当にその企業のものとは限りません。
○警告音は音楽が鳴るページと同じ原理です。
  1. ページやブラウザを終了すれば警告音が止む場合は、偽の警告音です。

本件お問い合わせ先

情報基盤センター 管理運用課 有井、佐藤
E-mail: knc@kitasato-u.ac.jp
Tel:042-778-9513