第2回北里国際貢献賞の授賞について

第2回北里国際貢献賞の授賞について

本学では、2017年度に、本学の卒業生あるいは大学院修了生の中から、国際的に顕著な貢献活動を通して本学の名声を高めた者を表彰し、もって卒業生?在学生の国際貢献意識の醸成を図ることを目的に「北里国際貢献賞」を創設しました。
第2回目となる今回は2件の推薦があり、学長?副学長により構成された選考委員会(委員長:伊藤智夫学長)の審査を経て、博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@学部長会の協議の結果、以下のとおり決定しました。

受賞者

五十嵐 真希
(日本赤十字社 国際部 中東地域代表部 首席代表(兼)
 国際赤十字赤新月社連盟(IFRC)中東北アフリカ地域
 緊急医療保健コーディネーター、博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@薬学部卒業)

五十嵐真希

授賞理由

五十嵐さんは、2005年にアメリカ赤十字社において国内?国際災害救援事業に携わって以来、インドネシア?東ティモール?ケニアなど数々の人道支援活動に従事してきた。2015年度からは、日本赤十字社が開設した中東?北アフリカ地域代表事務局(ベイルート)の首席代表に就任しており、中東?シリアの人道問題への支援活動を目指し、多くの難民を受け入れている周辺諸国と日本との「架け橋」として活躍している。また、激務の中、医療衛生学部「医療学概論」で年1回「中東?アフリカ地域における紛争被害者等に対する地域保健と難民問題」と題する講義を担当しており、在学生の国際貢献意識の醸成を図ることにも貢献している。五十嵐さんのこれまでのご活躍は、「雷」(いかずち)№17の「北里DNA ―北里の遺伝子を継ぐ者たち― 活躍する卒業生」や、日本赤十字社のホームページ等に記事として掲載されている。

選考委員のコメント

  • これまでの活躍が既に紹介されており、その貢献度が学内外で認知されている。
  • 長年にわたって国際的に人道支援に尽力されていることからも、本賞にふさわしい。

受賞者一覧