理学部

理学部

相模原キャンパス

理学部.

果てしない真理の探究への道は「なぜ?」から広がっていく

研究対象は、数理的なものから素粒子や原子?分子、それらによって構成される物質、さらには生命、宇宙にいたるまで広大無辺。16世紀後半に近代科学が成立して以来、人類は自然界の数々の現象を解明してきました。その情熱の根源にあるのは、素朴な疑問や知的好奇心、そしてそれを解明したときに感じる喜びです。理学部では、3年次までに真理の探究のための基礎を身につけ、4年次に卒業研究でみずから考え、実験することでそれを実践します。

学びのポイント

Point
1
自然科学の堅固な土台を、未来を拓く力に変える科学技術の進展は、ある時点での先端知識をも急速に陳腐化させます。変化に柔軟に対応できる確固たる基礎の確立をめざした教育を展開します。
Point
2
「分子」をキーワードに横断的履修を奨励「分子」を共通の言葉として物理、化学、生物の基礎を学び、それらを融合した手段と思考を存分に駆使して生命科学へ挑戦できる人材の育成をめざします。
Point
3
最先端の実験?研究設備で着実に基礎知識?技術を修得知識は手を動かして体験することによって確実なものになります。研究レベルの高度な最新機器を実験で使用し、着実に基礎知識?技術を身につけます。
Point
4
徹底的な就職フォローアップ博狗体育在线_狗博体育直播【官方授权网站】@創設以来7,000人の会員を擁する理学部同窓会の支援もあり、初年度の就職意識養成から3年次の模擬面接までの系統だてた指導で就職を支援します。
Point
5
高い進学率毎年およそ6割の学生が大学院へ進学し、うち半数は本学へ、半数は国公立へ進学。希望する進路に合格する実力は理学部の「基本に忠実なカリキュラム」の成果です。

学科

  • 物理学科
  • 化学科
  • 生物科学科

物質から生命、宇宙まで。あらゆる自然現象を探究する

学科の特色
  1. 1年次では高校での履修状況に応じたフォローを行い、物理を学ぶための基礎を固める
  2. 「 物理コア?カリキュラム」で物理学の広範囲な問題に取り組むための土台をつくる
  3. 卒業研究に向け、3年次からは4領域の選択科目より興味のある分野を集中的に学ぶ

4年間の学びのフロー

年次
学びのベースをつくる少人数制の講義や演習によって、力学や数学といった物理を学ぶうえで不可欠な物理コア科目を修得。高校での履修状況に応じた習熟度別のクラス分けを併用し、着実に理解を深めます。

[おもな開講科目]
線形代数Ⅰ?Ⅱ/力学Ⅰ?Ⅱ/微分積分Ⅰ/力学演習/微分積分Ⅱ/物理計測入門
物理学科1年次
2年次
実験を重ねて応用力を育成する実験を通じて物理現象を観測?解析する手法を身につけ、演習で計算機を用いたデータ解析と機器の制御を習得し、幅広い研究対象に取り組む力を育みます。

[おもな開講科目]
電磁気学Ⅰ/生物物理学Ⅰ/電磁気学Ⅰ演習/熱統計力学演習/物理学実験A
物理学科2年次
3年次
興味を深め、物理の世界を探究物質科学、数理科学、情報科学、生命科学の4領域の専門科目のなかから興味をもった分野を集中的に学びます。他学科の講義を履修できるなど、幅広い学びの選択肢があります。

[おもな開講科目]
量子力学Ⅰ?Ⅱ/相対性理論/量子エレクトロニクス/熱統計力学Ⅱ/生物システム学演習Ⅰ?Ⅱ/物理学特別実験演習
3年次
4年次
研究室で卒業研究に取り組む4講座(8研究グループ)に所属する教員とマンツーマンでゼミや実験を行い、最先端の研究に参加。研究成果を卒業論文にまとめ、課題を発見し、解決する力を身につけます。

[おもな開講科目]
理学特別講義/ゼミナール/卒業研究
物理学科4年次

進路データ

生命倫理を理解したうえで新たな化学物質の創製をめざす

学科の特色
  1. 1年次から化学実験の機会が豊富。基礎力を身につけながら専門性を伸ばす
  2. 物理学や生物学などの隣接分野への理解も深め、研究者としての視点に磨きをかける
  3. 優れた物性や機能をもちあわせ、生命?環境に優しい化学物質創製のための基盤をつくる

4年間の学びのフロー

年次
研究者に欠かせない素養を養う物理学や生物科学の基礎を講義と実験を通して修得するほか、専門基礎科目も履修。国際社会におけるグローバルな活動に必要な英語や文系科目も選択履修し、教養を深めます。

[おもな開講科目]
無機化学Ⅰ/有機化学Ⅰ/基礎化学演習/基礎物理学実験/基礎生物学実験/化学実験
化学科1年次
年次
座学で学んだことを実験で検証化学の諸分野を掘り下げる多様な必修?選択講義科目に加え、専門的な演習や実験の科目を履修します。講義で得た知識を演習や実験を通じて理解し、化学の本質に迫ります。

[おもな開講科目]
無機化学Ⅱ/有機化学Ⅱ/反応機構学Ⅰ/有機化学演習/無機化学実験/分子構築学
化学科2年次
年次
将来を見据え、学びを深める大学卒業後の進路や究めたい専門分野を模索し、決定づける時期です。必修の専門講義科目?演習科目?実験科目のほかに、選択科目から興味のあるものについて深く学びます。

[おもな開講科目]
反応機構学Ⅱ/分子構造学Ⅱ/物理化学演習/無機化学演習/物理化学実験/分子機能化学
化学科3年次
年次
卒業研究で4年間の総まとめこれまでの学びから興味をもった講座に所属。その分野において、最先端の研究の一端を担いながら個々でテーマを設定し、4年間の集大成となる卒業研究に取り組みます。

[おもな開講科目]
理学特別講義/ゼミナール/卒業研究
化学科4年次

進路データ

広い視野から高次生命現象を分子論的に解明する

学科の特色
  1. 現代の生命科学の課題を研究する分子生物学、幹細胞学、細胞生物学、免疫学の4講座
  2. 充実した設備で実験や実習を行い、知的好奇心や探究心を満たす
  3. 複雑な生命活動を分子のレベルで解き明かし、生物科学の最先端を切り拓く

4年間の学びのフロー

年次
隣接領域にも触れ、知識を広げる専門科目として「生物科学入門Ⅰ?Ⅱ」「生物化学」を学びながら、生物学を広い視野から理解するために、生物科学の基礎に加え、数学や物理、化学などの講義?実習を履修します。

[おもな開講科目]
生物科学入門Ⅰ?Ⅱ/生物化学/基礎物理学実験/基礎化学実験/地学実験
生物科学科1年次
年次
講義と実習を重ねて理解を深める分子生物学、分子発生学、細胞生物学、生体防御学などの専門的な学問領域の講義?実習が始まります。火曜日から金曜日の午後はほとんど実習となり、講義で学んだことへの理解を深めます。

[おもな開講科目]
細胞生物学Ⅰ/分子生物学/基礎情報科学演習/生物化学実験/生体防御学実験Ⅰ
生物科学科2年次
年次
ハイレベルな専門知識を修得2年次までに身につけた生物科学の基礎知識と実験技術をベースに、より専門的な知識?実験技術を修得します。また、英語で書かれた最新の論文を読み、最先端の研究に触れる演習もあります。

[おもな開講科目]
細胞生物学Ⅱ/発生工学/生物科学原著講読Ⅲ?Ⅳ/生体防御学実験Ⅱ
生物科学科3年次
年次
知識を結集させ、卒業研究研究テーマを選び、卒業研究に取り組みます。また、最新の欧文研究論文を輪読する「ゼミナール」
や研究者を招いた「理学特別講義」を通じて現代生物学の知識を確かなものとします。

[おもな開講科目]
理学特別講義/ゼミナール/卒業研究
生物科学科4年次

進路データ